一般歯科(むし歯治療・歯周病治療)

むし歯治療〜歯の寿命をのばすために
心がけていること〜

削りすぎない治療で
健康な歯を守る。

歯を削り過ぎないようにするため、むし歯を染め出す薬剤を必ず使用しています。その薬剤を用いることで、むし歯をしっかりと取り除き、また健康な歯まで削ることのないように細心の注意を払います。

根管治療

むし歯を放置したり、痛くなってから治療する場合、根管治療が必要になります。
“根管治療”は「歯の神経を取る」等と表現される治療法です。痛くなってからでも根管治療を行うことで、痛みが取れてまた噛むことができるようになります。
しかし、神経の無い状態となった歯は、歯の体力がかなり少なくなります。したがって、次のトラブル(むし歯の再発など)が起きた時には、再度治療に耐えられる歯の体力が残っておらず、歯を失うようになっていくこともあります。

生涯にわたって歯を守っていく
方法・対策を一緒に考える。

牧之原市の歯医者 榎田歯科医院では、『患者さんの「歯に関する“知らなかったから損をする”を減らしたい!』との想いから、ただ悪いところを治療するだけではなく、患者さんが生涯にわたってご自分の歯を守っていく方法・対策を一緒に考えていきたいと思っています。

根管治療の症例
■ 治療前
■ 治療後
患者
30代 女性
主訴
歯が痛くて噛めない
治療内容
日常的な噛みしめにより歯の表面にできた細かな亀裂(=ヒビ)から、歯の内部の神経に細菌感染が起き、歯痛を引き起こしていました。根管治療を行うことで歯痛を取り除き、根管内(=歯の内部)を綺麗にしました。今後は、被せものを装着することで歯の形態と機能を回復します。
治療のリスクや
注意点
神経が無くなった歯は、将来的に歯が破折するリスクが多少上がります。今回のように噛みしめが原因の場合、ナイトガード(=マウスピース)を作製・使用することで、歯を力から守るような配慮をします。
担当医
榎田洋平

歯周病治療〜患者さんが後悔しないために
お伝えしたいこと〜

歯周病は人類史上、
最も感染者数の多い感染症(ギネス記録)。

ギネスブックには「全世界で最も蔓延している病気は歯周病である。地球上を見渡しても、この病気に冒されていない人間は数えるほどしかいない。」と記されています。実際に、日本人が歯を失う原因の約40%を占め、むし歯と同様にしっかり予防していくことが大切です。

歯を失う理由、公財)8020推進財団、第2回永久歯の抜歯原因調査(2018年)

歯周病は早期の確認と治療が
とても大切だと考えています。

むし歯治療を通して「痛くて噛めなかった歯が、またちゃんと噛めるようになった」という経験から、歯周病も「痛くて噛めなくなってから治療を受ければ大丈夫だろう」と思われがちです。しかし、患者さんが「痛くて噛めない」と感じるほど動揺の大きくなった(=グラグラになった)歯は、そこから歯周病治療を行ってもそのグラつきが元通りに戻ることはあまり期待できず、「食べる際の不自由さを付き合いながら生活していく」ことになります。
牧之原市の歯医者 榎田歯科医院では、『患者さんの「歯に関する“知らなかったから損をする”を減らしたい!』との想いから、歯周病は早期の確認と治療がとても大切だと考えています。

自覚症状が出ないまま進行する

歯周病は、痛みなどの困る症状がほとんど無いまま進んでいきます。「痛くない=問題ない」わけでは無いので、まずは歯科医院で歯周病のチェックを受けることが大切です。